胸郭の変形があり、そのため定期的に施術してケアしている４０代の女性。初めての時は、２週間の間に３回施術した。出会った頃に比べて施術間隔は随分と 長くなり、4ヶ月ぶりぐらいに連絡が来た。
「腰と股関節が壊れました。痛くて困ってます。」
股関節が痛くて歩行に支障をきたしているとのことだったが、やはり股関節自体には問題なく、骨盤、仙骨、腰椎のズレを戻すと両方とも痛みはとれた。
モルフォセラピーでは、痛みの原因は椎体のズレから生じることは常識となっており、結果も伴う。しかし、これが整形外科などを受診すると股関節のみレントゲンを撮られ、問題ないから痛み止めを処方されて『様子を見ましょう』となったりする。
原因は放置され、痛み止めの服用で必要な感覚が麻痺させられ、さらに身体の何処かに無理がかかっていく。これならまだしも… 何か病名がつけられた場合は、最悪だ。服薬による悪循環に陥っていく事も…。
骨折や内科的な問題がはっきりとみつからない場合は、骨のズレに目を向けて見る事も必要だと、つくづく思うこの頃です。
