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女性のからだ

男女平等というものの、妊娠だけは女性の特権で、そのための身体の構造があり、それに応じたケアが必要。

 

産後のからだケアをしていますが、妊娠前から関わったことがあり、その経験を記録として残します。

 

その1)身体が整っていくと、妊娠しやすくなるようです。
その2)胸椎のズレをなおすと、母乳が比較的 左右均等に出ます。母乳自体も出やすくなるようです。
その3)産前産後の骨盤底筋の緩みによると思われますが、仙骨と腰椎のみならず、胸椎頚椎のズレも生じてきます。
その4)出産の際に、骨盤を開く手段や筋緊張を落とす手段を知っておと陣痛の手助けになります。
その5)産後は産前以上に骨盤から頚椎までズレています。

その6)頚椎までズレるうえに育児で動作が伴って、腱鞘炎を起こしやすい

 

あくまでも経験値ですが、一読してご意見くださいm(_ _)m

 

妊娠について
骨盤が正しい位置にあることで、そこに収まっている臓器の循環がよくなります。モルフォセラピーで骨を整えることも、ひめトレで骨盤をよりよい位置に整えて、骨盤内臓器を支える骨盤底筋を鍛えることも、どちらも骨盤内臓器の働きに良い影響をもたらすはずです。

※ 骨盤内臓器とは、腸や膀胱、子宮といった排泄や生殖に関係する臓器を指します。

骨盤がズレれば、そこに繋がって乗っている背骨(椎骨)にもズレが生じていると、単純に考えることができます。椎骨がズレれば、そこを通っている無数の神経にも影響は出ます。

簡単に言うと…ズレがあると、身体に何らかの影響があるということ。

前置きが長くなりましたがf^_^;)…ここからは、経験談です。

 

20代の女性が、結節性紅斑と診断をされました。結節性紅斑とは、原因は諸説あり、要は何故おきるのかはっきりしない病気です。治療法はステロイドと安静。下肢に痛みが出るため、立ち仕事は困難になりますので、薬をのんで寝ているがいちばんいいということ。「ストレスも要因」という原因不明の時に使われる常套手段も。

 

彼女は、ステロイドを服用してみたが、逆に体調が悪くなるため服用したくないとのこと。私の方で施術し、また彼女自身も化学調味料などをできる限り排除した食事療法をとり、一ヶ月ほどで治癒しました。それから間も無く妊娠し、無事に出産してます。

 

あのままステロイドでの治癒をしていたら、妊娠はどうだったか?最低でもステロイド治療後だろうから、時期は遅れただろうと想像しています。(あくまでも経験談です。)

 

長くなるので、おっぱいの話は次回!